肩こり
来院される患者様からときどき質問されることがあります。
「肩こりがひどいとき、マッサージとストレッチどっちがいいのですか?」
まずは、マッサージとストレッチの方法や効果から、良い点と気になる点を簡単に挙げてみます。
マッサージ
〈良い点〉
・筋肉を直接揉みほぐすことで、血行が促進され、コリがほぐれやすい
・短時間で効果を実感できることが多い
〈気になる点〉
・施術者の技術によって効果が大きく左右される
・痛みが伴う場合があり、苦手な人もいる
・継続して受けるには費用がかかる
ストレッチ
〈良い点〉
・筋肉を伸ばし、柔軟性を高めることで、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する
・継続することで、肩こりの根本的な改善が期待できる
・自宅でも簡単にできるものが多く、いつでもどこでも行える
〈気になる点〉
・初めて行う場合や間違った方法で行うと、かえって痛みを悪化させる可能性がある
・即効性はないため、効果を実感するまでに時間がかかることもある
これらの点を踏まえて考えると…
まさに肩こりの程度にもよるというのが答えです。
痛みの感じ方の個人差も大きいので、(良し悪しは別として)痛み慣れの程度によって、どちらが今の自分に合っていると思うかということも変わります。
先述の通り、ストレッチは正しい方法で行わなければ効果がないどころか悪化させる可能性もあります。
過去に専門医やトレーナーなどから指導を受けている経験がない場合、自己流でやるのはリスクが伴います。
いずれにしても、まずは専門医のところで治療をし、痛みを軽減させてから、正しいストレッチ方法を教えてもらうのがいいですね。
その際には仕事内容や生活パターン等を専門医に伝えてみてください。
専門医は施術の際に診た姿勢や、生活の中で多い動きなどを考慮したうえで、その人に適切なストレッチ方法を組み立ててくれるでしょう。
ご自身にとって最適なストレッチ方法を正しく知り、それを実践することが今後の予防にもつながります。
簡単ストレッチ
肩の上げ下げ
①手を軽く握って、息を吸いながら肩と耳を近づけるようにギューッと肩をすぼめる。
②ハッと息を吐き出すと同時に肩をストンと下ろします。これを10回繰り返す。
この方法は、日々の生活において強いられる緊張やストレスによって、無意識に力が入る肩をリラックスさせます。
腕を伸ばす
①両手を組んで、息を吐きながら、手のひらを上に向けて上に伸ばす。
②そのまま10秒キープ。
※腕を上に上げたとき、少しだけ後ろにそらすようにする。
同様に前方に伸ばしたり、後ろ手に組んで肩甲骨をぐっと寄せるように、腕を軽く上にあげるように伸ばすとよいでしょう。
これらの動きは場所もとらず椅子に座ったままできるので、デスクワークの合間にも取り入れられます。
“長い時間、同じ姿勢でいること”は、肩こりの原因のひとつなので、これを回避するためにも、こまめに取り入れてみてください。
腕を伸ばせない環境の場合、首を上下、左右に曲げたり、ぐるっと回すだけでも、肩こり予防につながります。
どちらかに首を倒した状態が気持ちよいと感じるならば、その角度で数秒間伸ばしておくのもよいでしょう。
適切なストレッチであれば、簡単で短時間でも肩こりの改善、予防につながります。
つら~い肩こりを少しでも軽くするために、ストレッチというセルフケアも取り入れてみてください。
当院でもご相談を承りますので、詳しくは院長まで。
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