朝、目が覚めて足がつってしまう、そんな経験はありませんか?
「足がつる」というのは、医学的には「こむら返り」と呼ばれる症状で、筋肉が突然強く収縮し、痛みを伴う状態です。
すぐに取りたいあの激痛。足がつったときの対処法をご案内します。
足がつったときの対処法
・患部を伸ばす
まずはつった筋肉をゆっくりと伸ばしましょう。
ふくらはぎの場合、かかとを上げずに膝をのばしてストレッチ。壁に手をついてもよいでしょう。
膝から上がつった場合やふくらはぎがつって立てないようなときは、足の指先をつかんで手前に倒してください。
このとき膝をしっかり伸ばす手が届かなければ、タオルなどで足の中心部を引っ張ってみてください。
息を吐きながらゆっくりと伸ばしましょう。
・温める
激痛がひとまず治まったら、温かいタオルなどで患部を温めると、血行が促進され、筋肉の緊張が緩みます。
・マッサージ
つった部分をやさしく摩る程度にマッサージすることで、筋肉の緊張をほぐすことができます。このとき、強く揉むようなことはしないでください。
なぜ揉んではいけないの?
あまりの痛さに揉みたくなる気持ちは解りますが、下記の理由からおすすめしません。
・筋肉を傷つける可能性
すでに痙攣している筋肉を強く揉むことで、筋肉繊維を傷つけてしまう可能性が考えられます。
・痛みを増強させる可能性
痙攣している筋肉を揉むと、かえって痛みが増強してしまうこともあります。
足がつったときに揉むことが絶対にダメというわけではありませんが、もし揉んだことで痛みが悪化したと感じたら、近くの整骨院などを受診してください。
「以前、整骨院を受診したときに揉んでもらった」というような記憶がある人もいらっしゃるかもせしれませんが、柔道整復師は確かな技術をもとに施術しています。
見よう見まねで揉んだりせずに、上記の対処法をおこなってみて、痛みが長引くようなら近くの医院を受診してください。
なぜ足がつるのか?
足がつる原因は、まだ完全には解明されていませんが、次のような要因が考えられています。
・ミネラルバランスの乱れ
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、筋肉の収縮や神経の動きをスムーズに行うためにとても大切です。これらのミネラルが不足すると、筋肉が痙攣しやすくなるといわれています。
特に、汗をかいてミネラルが失われたり、偏った食事でミネラルが不足したりすると、足がつりやすくなります。
・脱水症状
体内の水分が不足すると、血液がドロドロになり、筋肉への栄養や酸素の供給がスムーズに行われなくなります。これにより、筋肉疲労が出やすくなり、痙攣を起こしやすくなります。
・血行不良
冷え性や運動不足などによって血行が悪くなると、筋肉に乳酸などの疲労物質がたまりやすくなります。
乳酸が溜まると筋肉収縮のコントロールが低下し、痙攣を引き起こすことがあります。
生活習慣や一時的な行動が原因になっていることもあるので、その例をいくつか挙げると下記のようなものがあります。
具体的な原因例
・寝ている間の姿勢
寝ている間の姿勢が悪いと、特定の筋肉が長時間同じ状態になり、血行が悪くなって足がつりやすくなります。
・運動のしすぎ
運動のしすぎは筋肉を疲労させ、ミネラルバランスを崩すことがあります。
・アルコールの飲みすぎ
アルコールは、体内の水分を奪い、ミネラルバランスを乱すため、足がつりやすくなります。
・ストレス
ストレスは、筋肉を緊張させ、血行を悪くする原因になります。
その他に 糖尿病、腎臓病、甲状腺機能低下症など、様々な病気も足がつる原因となることがあります。
もし、頻繁に足がつる場合は、一度医師に相談することをおすすめします。
当院のご紹介 About us
【公式】やまざき整骨院 Facebookアカウント
【公式】やまざき整骨院 Facebookアカウント
【公式】やまざき整骨院Facebook はこちらから!!
- 診療時間の変更など随時発信してます!
- 院内の小さなニュース発信します!
- いいね!お願いします♪